Profile

都市环境学部 地理环境学科
キーワード
人类が灭亡しかけたのは喷火のせい? 知っておきたい火山の胁威

かつて人类が灭亡しかけた大喷火があった?
日本では御岳や阿苏、箱根など各地で喷火が频発しています。しかし、过去にはそれらとは比べものにならないほど深刻な被害をもたらす大喷火が世界中で起きていました。例えば7万年から7万5千年前、インドネシアのカルデラ火山が大喷火を起こし、人类が灭亡しかけたという説があります。人间のミトコンドリア顿狈础を调べると、5万年前から10万年前の间のある时期に人口が数千人に减ってしまったということがわかっています。もしかしたらこの人口の减少は、喷火の影响が大きかったのではないかと考えられているのです。
火山灾害で消えた幻の縄文文化
九州では地中に、「アカホヤ」と言われるオレンジ色の火山灰の层があり、鹿児岛県の南部で分厚くなって、やがて火砕流に変わっていった形跡が确认できています。このことから、縄文时代に屋久岛あたりの海底火山が大喷火を起こしたと考えられますが、兴味深いのは火山灰が堆积している层の上と下では出てくる縄文土器の形が违うらしいということです。大喷火によって、九州最南端で暮らしていた縄文人たちは壊灭的な被害を受け、一旦途絶えてしまったという説があります。喷火によって幻となった縄文文化があったという可能性は、自然灾害の恐ろしさを教えてくれています。
地震だけでなく、火山灾害にも备えよう
日本には小规模な喷火だけを繰り返し、今后、大喷火を起こすとは想定しにくい火山がある一方、いつ深刻な喷火が起きてもおかしくない火山もあります。また火山は、それぞれ火山灰や火砕流の出し方などに特徴があり、火山ごとに作られている被害を想定した地図「ハザードマップ」の中身は异なっています。
多くの人は大地震を警戒していますが、もしどこかで大喷火が起きれば地震の被害を上回る、桁违いの大灾害が起こる可能性もあります。大昔とはいえ、かつて人类が灭亡しかけるほどの大喷火があったことも、火山国に住む私たちは忘れてはならないのです。
「地形の成り立ちの不思议」と「未知なる地中の解明」に挑む!

上空から地形を见ると不思议がいっぱい
骋辞辞驳濒别マップや骋辞辞驳濒别アースを使って卫星写真を眺めるのが好きな人も多いでしょう。上空から景色を観察してみると、どのようにしてこの地形が作られたのかという兴味がわいてきます。大地は长い年月をかけて盛り上がったり、沉み込んだりしながら、変化を繰り返しています。堆积物が积もって地层を作ることもあれば、水や风の影响で削られることもあります。このようにさまざまな要素が组み合わさって、地形はできあがっているのです。地形の成り立ちを知ることで、水害や液状化の起こりやすい理由がわかることもあります。
地层の调査でヒントになるのは火山灰
「自然地理学」の研究では、地図から地形を読み解くだけでは十分ではなく、野外调査に出て大地を作りだしているものが何なのか、调べることも重要です。わかりやすいのは道路建设现场などで露出した地层ですが、目に见えない地下の様子はボーリング调査で掘削し、地中の地层を试料として取り出して调べます。
研究では地层が作られた年代を特定するのが重要ですが、そのヒントとなるのが「火山灰」です。火山灰はそれぞれ微量な成分が违うという特徴があり、名前が付けられているものも数100种类以上あります。そのため火山灰の堆积具合を见れば、その地形が何万年前にできたのか推察できるのです。
関东平野の地下はどうなっている?
関东平野の大部分は大昔、海であったと考えられています。関东周辺は太平洋プレートやフィリピン海プレートなどが复雑に重なり合っているため、もともと海の盆地だったエリアが隆起し、日本最大の平野を作りだしました。関东平野では火山灰が降り积もってできた関东ローム层が注目されてきましたが、地中奥深くの様子についての研究はまだこれからです。コンクリートに覆われた街の地盘の様子がどうなっているのかを调べることで、今后の都市计画や防灾対策に役立つ新しい発见が期待されているのです。
高校生?受験生の皆さんへのメッセージ
日本は自然灾害が多い国で、生きていく上で困难な事态に直面することもあります。そのため自然灾害について勉强したいと考えている人は多いでしょう。大学で学んだことを、将来に役立てていくのは大変意义のあることです。
一方で灾害についてだけではなく、「この山はどうしてできたのか」「あの火山はいつから活动しているのか」など自然地理について调べる中で、新しい発见に出合うこともあります。地図を见ることや野外调査が好きな人にも「自然地理学」は、おすすめの学问です。
梦ナビ编集部监修